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株の仕組みに関しては、「株って何?」で説明した通りですが、実際に株で利益が出るにはどの様な方法があるのでしょうか?ちょっとカッコ良く聞こえる横文字も入れて開設したいと思います。

 

利益には以下の2種類があり、それぞれについて説明していきたいと思います。

1、「キャピタルゲイン」

2、「インカムゲイン」

 

1、「キャピタルゲイン」とは、

株の売買にの差額による利益の事を言います。

株価が安い時に買って、株価が高くなったら売る、その差額が利益になります。

例)

10,000円で買い20,000円で売ると、差額の10,000円が利益になります。

 

2、「インカムゲイン」とは、

保有している株に対して得られる「配当金」や「株主優待」の事を言います。

それぞれに対して説明します。

 

「配当金」とは、企業が株主に対して利益を還元する事で1株につき○○円と言う配当額が設定されます。

 

配当額の指標の一つに「配当性向」(はいとうせいこう)と言う言葉があり、

税引き利益のうちから配当金の支払い比率の事を言います。

計算式は省略しますが、この比率が高い程「株主への還元が高い」と言う事になります。

但し、「高ければ高い程、事業に投資するお金が無くなる」と言う事でもあるので、企業の成長が止まる可能性があります。

なので、成長企業であれば事業を展開する為の資金の為に配当性向は低めになり、ある程度成熟している大手企業は高くなる傾向にあります。

 

 

もう一つ配当金で言われる指標が「配当利回り」(はいとうりまわり)と言う言葉で

投資した額に対しての配当金の割合になります。

この計算式は良く使うので以下に書いておきます。

配当金 ÷ 株価 =配当利回り です。

 

このサイトの実践投資はこの「配当利回り」を基準として行っていく予定です。

 

 

「株主優待」とは、

保有している株数に対して、商品やサービスを受けられるものになります。

種類は様々ですが、配当金と大きく違う所は、ある程度の数量以上は持っていても

あまり意味がない事も多々あるので、良く中身を確認する必要があります。

しかし割合が非常に良い事も多いので、自分が良く使うものや使う企業の商品券等の

場合は配当金よりも効率は良い事も多いです。

 

簡単にですが、利益を得る仕組みはわかって頂けましたでしょうか?

 

ちなみに話は少しずれますが、株式投資の勧めとしますて

銀行の定期預金の金利っていくらか知っていますか?

私が調べてみた感じですが、普通0.01%~0.250%の間くらいです。

この場合100万円預けても、年間2,500円しか増えないんですね。

正直定期預金に預ける気になりませんでした。

 

対して、配当金の配当利回りは3%以上の物が数多くあります。

同じ100万円で考えると、1年で3万円稼ぐ事ができます。

 

もちろん株価が下がるリスクもありますが、うまく運用できれば10年後には

定期預金の場合    2,500円 x 10年 = 25,000円  ですが

配当利回り3%の場合 30,000円 x 10年 = 300,000円 です。

リスクは多少あってもこの差は魅力だと思いませんか?

 

 

次回は、株ってギャンブルとは違うの?と皆さんが不安に思っている所を書きたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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